2016.09.30 Friday
野鳥のオアシス 昆陽池のご案内です
昆陽池とは
よみは『こやいけ』です。
現在は関西屈指の野鳥のオアシスとして知る人ぞ知る公園。
実際にこのブログも野鳥公園としての説明をしてますが
その歴史は相当古いものになります。
731年(天平3年)に当時の名僧・行基の指導により
水不足による飢饉対策で農業用のため池として作られました。
ちなみに行基は日本で最初の大僧正です。
奈良の東大寺の大仏建立の責任者でもあります。
昆陽池公園として
1968年(昭和43年)に伊丹市が公園化。
更に拡張し今の形となりました。
兵庫県伊丹市にある都市公園。
公園の池である昆陽池は2010年(平成22年)3月25日に
農林水産省のため池百選に選定されました。
広さ27.8ヘクタールの広大な公園。
(そのうち自然池12.5ヘクタール、貯水池4.5ヘクタール)
全体図
入り口付近
野鳥のオアシスとして
関西圏では珍しい野鳥の楽園です。
関西屈指の渡り鳥の飛来地です。
春には白鳥がひなたちを連れて泳ぐ光景も見られます。
あまりの居心地の良さに夏でも渡らない白鳥も居ます。
秋から冬にかけてはカモなど多くの水鳥が飛来します。
その数はおよそ3,000羽で特に冬場のカモメは壮観です。
飛んだまま空中で静止して、食べ物を貰おうとします。
見ることの出来る野鳥
コブ 白鳥・マガモ・カルガモ・ユリカモメ・コガモ
カイツブリ・カンムリカイツブリ・ゴイサギ・ダイサギ
アナサギ・コサギ・カワウ・オナガガモ ・ヒドリガモ
ホシハジロ・キンクロハジロ・ハシビロガモ ミコアイサ
とにかくたくさん見れます。冬場限定の鳥も居ます。
野鳥たち
池の中央にある日本列島
昆陽池の中には日本列島の形をした島があります。
ここには人が行くことはできませんので
野鳥たちの安心して暮らすことが出来る住処となってます。
公園内施設
とにかくベンチの数が多いですね。
来園者への感謝と思いやりを感じます。
草生地広場
野鳥観察橋
ふるさとの小径
広場や公園
売店2箇所
入り口付近
中央広場付近
スワンホール・・・喫茶店、座るところも、トイレも有
伊丹市昆虫館
トイレは複数箇所に ベンチも多い
優しい配慮です。
老人が憩いの場としていることもあってか
親切に多数のトイレが設置してあります。
入り口付近
中央の広場付近
裏手側
所在地
伊丹市昆陽池3丁目
JR伊丹と池尻昆陽の両イオンの間にありますね。
公共交通機関でのアクセス
JR宝塚線伊丹駅から伊丹市バスで「松ヶ丘」または「昆陽池公園前」下車(約20分)
阪急伊丹線伊丹駅から伊丹市バスで「松ヶ丘」または「昆陽池公園前」下車(約15分)
JR大阪駅からJR伊丹駅までは各駅停車で約16分
阪急梅田駅から阪急伊丹駅までは普通で約21分
駐車場
専用駐車場154台(うち3台は身体障がい者対応)
午前9時〜午後5時。(入庫は午後4時30分まで)
料金は1時間まで200円。以降30分毎に100円加算。
開園時間
常時開園しております。
ふるさとの小径は午前9時〜午後5時です。
おまけ
えさやりの時間です。このときは15時過ぎでした。
たくさんのハクチョウやカモが集まってきます。
このHPは容量が小さいので別のところに写真UP致しました。
2016年10月6日の写真です。(下記)
http://yama4895.blog.jp/archives/7870638.html
あとがき
このような長々とした駄文をここまでお読みいただきまして
誠にありがとうございました。
昆陽池に少しでもご興味を持っていただけましたら嬉しいです。
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